2007年/フランス/95分
[監督]マルジャン・サラトビ、ヴァンサン・バロノー
[声出演]キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ダニエル・ダリュー
★第60回 審査員賞
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ペルセポリス
イラン出身のマルジャン・サトラピ監督自身による自伝的小説の映画化。1970年〜90年代の混迷するイランで、3代に渡る母娘の愛情と少女の激動の半生を描くアニメーション映画。キアラ・マストロヤンニとカトリーヌ・ドヌーヴという実際の母娘が声の出演。
1978年、テヘラン。9歳のマルジは、パパとママ、おばあちゃんに愛され、何不自由なく暮らしていた。そんなある日、革命により国王が倒れ、共和国樹立に国民は浮かれる。しかし、その後、イラクが攻撃し始め、戦争が勃発。人々は“風紀取締り警察”や空襲に怯えて暮らすようになった。1982年のそんな中にあっても、マルジはビージーズやアバに熱中。特にマルジは、派手なジャケットを着てアイアン・メイデンのテープを買いに行くなど、大胆な行動を続ける。現政権を讃える先生に反論したことから、マルジも反政府的だとして逮捕されてしまう。両親はマルジのため、彼女をウィーンに留学させることにする。
※「ペルセポリス」鑑賞の方はオールナイト券(前売3,000円、当日3,500円)が必要です。
1本のみ鑑賞の方もオールナイト券をご購入いただきます。 9月25日(土)22:00〜23:35の1回のみの上映となりますのでご了承ください。
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